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2007 04,15 22:27 |
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★脂肪肝とは 肝臓には中性脂肪が異常にたまった状態のことを脂肪肝といいます。肝臓に蓄積された中性脂肪は、いっぱいになると細胞が膨らんで肝臓内の血管を圧迫します。そのため肝臓内部の血液の循環が悪くなり、それに伴って肝機能が低下していきます。 脂肪肝はその他の生活習慣病との関わりも多く、まさに飽食の時代を象徴する病気で、最近では男性の3人に1人、女性の5人に1人が患者と言われています。 ★原因 ●栄養過多(肥満症)による場合 まず、食べすぎが原因といえますが、不規則な食事や運動不足 などの生活習慣も影響しています。 ●糖尿病による場合 糖尿病によりインスリン分泌が低下すると、肝臓で中性脂肪も多 く生み出され脂肪肝を引き起こしやすくなります。糖尿病の人は 脂肪肝を併発しているケースが多く見られます。 ●アルコールによる場合 過剰に摂取されたアルコールは分解できずに脂肪酸として肝臓 に取りこまれ、中性脂肪として蓄積されるため発病します。 ●薬物性の場合 ホルモン剤などの特殊な薬剤によって引き起こされることがあ ります。 ★脂肪肝の症状 体がだるくなったり、疲れやすくなります。また、食欲不振や肝臓から背中にかけて痛みを感じる場合もあります。しかし、多くの場合、初期の自覚症状はなく、健康診断やほかの病気の検査を受けて偶然発見される場合が多いようです。 ★脂肪肝セルフチェックシート □肉類が好きでよく食べる □お酒を飲むと食欲が増す □お酒はよく飲むほうである □食事の味付けは濃いほうが好きである □タバコを吸う □標準体重をオーバーしている □運動はあまりしない □疲れやすく、全身に倦怠感を感じている □夜遅い時間に食事をすることが多い □ストレスがたまりやすいほうである □睡眠不足など不規則な生活をすることが多い □健康診断などで高血圧といわれたことがある □健康診断などでコレステロールが高いといわれたことがある □糖尿病予備軍である。もしくは糖尿病を持っている ※中高年の多くが脂肪肝といわれています。特に7個以上当てはまった人は、その可能性が高く、生活習慣の改善が必要です。専門医に指導してもらいましょう。 最低年に1回は、生活習慣病予防健診で肝臓の検査を受けて脂肪肝になっていないかチェックしましょう。血液検査のほか、超音波検査やCT検査などの画像診断をすると脂肪肝がはっきりわかります。 PR |
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