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●子宮頸がん 膣の内面は、扁平上皮という粘膜で覆われているが、その 上部の子宮頸管の内側は円柱上皮という粘膜で、主にこの境界部にガン はできます。 子宮頸がんは子宮がん全体に対し70~80%占め、若い年代 (40代)に多く、扁平上皮がんと呼ばれる種類でもあります。
初期には自覚症状は無く、しかし、病状が進んでいくと不正出血やおりも の、腰痛や下腹部の痛みなどが出てくることがありますが、この時点になると、かなりガンが進行して いるとみられます。
●子宮体がん 子宮の奥の赤ちゃんを育てる部分を子宮体部といいます。その 子宮体部の粘膜にできるガンが子宮体がんです。主に閉経後の50歳以上の人に多く発生しますが、若い人の場合は、不妊症の人や卵巣機能に障害がある人に起こりやすいといわれています。 ★子宮がんセルフチェックシート □下腹部が張ったような違和感がある □無月経や月経不順などの月経異常がある □月経時以外に性器からの出血がある □おりものが増えて下着が頻繁に汚れる □倦怠感やだるさなどを感じる □性交渉で性器から出血する □排尿や排便がしにくい □腰や背中が神経痛のように痛む □今までに婦人科の健診は受けたことがない □40歳以上である ※6個以上当てはまった人は、子宮がんや卵巣がん子宮筋腫などの危険性があります。一度、婦人科を受診することをお勧めします。 ★子宮がん予防のポイント 日常の生活習慣や食生活と子宮がんは、密接な関係にあるといわれ ている。改善できる生活習慣では禁煙があり、お酒を飲みすぎない、バラ ンスのとれた食事をし、決して食べすぎず、適切な運動・休養をとり、ス トレスをためない工夫を心がける。特に食べ物では、高塩分・高コレステ ロール食は避け、繊維質・緑黄色野菜・魚類や、がんを抑える作用がある といわれる大豆食品(豆腐など)をたくさんとるようにする。 子宮がんは早期発見・早期治療が重要である。子宮頸がんも子宮体がんも 初期には自覚症状がない場合が多いので、早期発見のために、年に一度は 定期健診を受けることが最も大切だ。特に子宮頸がんは、早期に発見して 治療すれば、ほぼ100%治るがんである。 また、普段から自分のからだ の健康状態に気をつけ、おりものの異常や不正出血、性交時出血、下腹部 痛などいつもと違う兆候があったら、ためらわず婦人科を受診することも 重要である。